こんにちは。デザイナーのasaです。

ブログを始めようとやり方を調べてみるとよく出てくるのが「WordPress」という言葉。「WordPressって？何がいいの？」って思っている人いませんか？

これからWordPressを使う方、なんとなく使っているけど実はよくわかっていない人のために、「WordPressとは何なのか」を解説していきます。
 

WordPressとは

WordPressは世界で最も利用されているCMSです。CMSとはContents Management System（コンテンツ・マネジメント・システム）の略で、特にWeb知識がなくても直感的にサイトを作ったり、運用できるシステムのことです。

またブログやお知らせといった記事を簡単に投稿できることから、ブロガーやアフィリエイターの多くがWordPressを利用しています。もちろん通常のコーポレートサイトやサービスサイトでも多く利用されており、世界の全サイトの40%以上、CMSのシェア率では60%以上がWordPressで作られています。当社でも制作・運用しているサイトのほとんどがWordPressを利用していますね。

実はCMSのサービスは他にも色々ありますが、WordPressのシェア率はダントツの1位です。なぜそんなに利用されているのか？次はWordPressのメリット・デメリットを紹介します。
 

WordPressのメリット

まずはWordPressを利用するメリットについて5つ紹介します。
 

無料で利用できる

他のCMSでは月額料金がかかったり無料版だとドメイン数や機能に制限があったりしますが、WordPressは無料で制限なく自由に使えます。（有料のテーマ・プラグインを使う場合は費用が発生）
無料なので「とりあえずどんなものか触ってみる」なんてこともできますね。
 

初心者でも簡単にwebサイトが作れる

WordPressは「テーマ」と呼ばれるデザイン・機能など一式を含むテンプレートのようなもので作られてます。テーマは無料のものから有料のものまでたくさんのテンプレートがあり、WordPress上でダウンロードできます。また別のサイトで購入・ダウンロードしたテーマをアップロードして使うこともできます。

このテーマを利用することで、webの知識がなくても画像の差し替えや色の変更、コンテンツを付け足したりと直感的にカスタマイズできます。またブログなどの記事も簡単に作って投稿できるため多くのブロガーに愛用されています。
 

デザイン・カスタマイズが自由

「結局テンプレートを利用するから完全にオリジナルデザインのサイトは作れないんでしょ？」とよく勘違いされますが、全然そんなことはないです。
HTMLやCSS、PHPといった専門知識さえあればテーマ自体を0からつくることができ、自由自在にデザイン・カスタマイズすることが可能です。WordPressでつくられたコーポレートサイトやLP等のほとんどはオリジナルのテーマで作られています。
 

WordPressに関する情報が豊富

WordPressは利用者が多いため情報も豊富です。使い方がわからなかったり、サイトの挙動がおかしくなった場合でも大抵のことは調べれば解決方法が見つかります。
 

プラグインが豊富で拡張性が高い

WordPressはプラグインも豊富です。プラグインを利用すると通常なら複雑なプログラミングをしないと作れない機能も簡単に実装することができます。もちろん有料のものもありますが無料で使えるプラグインもたくさんあるので、困った時は探してみるといいでしょう。

ただしプラグインを利用することでエラーが起きたりサイトの表示がおかしくなったりすることもあるので注意してください。
 

WordPressのデメリット

続いてデメリットについて5つ紹介します。
 

サーバーやドメインを用意する必要がある

WordPress自体は無料ですが、webサイトを公開するためには別途サーバーを用意する必要があります。基本的にはレンタルサーバーを利用することがほとんどですが、当然費用はかかります。また独自ドメインを利用するのにも別途契約・料金が必要になります。
とはいえそこまでの費用もかかりませんし、多くのレンタルサーバー会社が独自ドメインの取得からWordPressの利用まで簡単にできるようになっているのであまり気にしなくてもいいかと思います。
 

サイトの表示が遅くなりがち

WordPressでは通常のHTMLのみで作られたサイトに比べると表示が遅くなりがちです。WordPressではサイトをブラウザ上に表示させるため、裏でいろんな処理が行われています。そのため重たい画像や重たいプラグインを入れていたりすると処理に時間がかかってしまいます。

表示が遅いとサイトの離脱率につながりますし、SEO的にも良くありません。画像の軽量化や高速化用のプラグインもあるのでWordPressを利用する場合は高速化対策をするようにしましょう。
 

自由にサイトを作るには知識が必要

「デザインはそこまでこだわらない」「既存のテーマで十分満足できる」という人なら問題ありませんが、「自分で0からデザインしてオリジナルサイトが作りたい」となると専門知識が必要になってきます。

本来web制作にはHTMLやCSS、状況に応じてJavascriptといったプログラミングの知識が必要です。加えてWordPressはPHPというプログラミング言語で作られているためPHPの知識も必要となります。そのため初心者の人が完全オリジナルサイトを作るのは現実的になかなか厳しいと言えます。
 

セキュリティ対策が必要

WordPressはシェア率が高いぶんハッカーの標的になりやすいです。何の対策もしていないと「ある日突然サイトが落ちた」とか「大事な顧客情報を盗まれた」などの被害にあうことも。
専用のプラグインを利用するなどしてセキュリティ対策は必ず行いましょう。
 

管理・運用するのに更新作業が必要

WordPressは頻繁にバージョンアップされていますが、アップデートすることでバグやエラーが発生することがあります。またテーマやプラグインも同様にバージョンアップされていますが、中には更新されていないものもあり、古いままだと最新のWordPressに対応できずエラーになることがあります。
逆にプラグインをアップデートすることでエラーになったりもするのでバックアップをとるなどしながら慎重に作業を進めるようにしましょう。
 

まとめ

WordPressについて紹介してきましたが、やはりシェア率が高いだけのこともあってサイト制作には非常に便利なCMSです。当社で作っているサイトもほとんどがWordPressで作っており大変重宝させてもらってます。まだWordPressを使ったことがないのであればぜひ使ってみてください。

当社ではデザインからWordPressでのサイト構築にも対応していますし、その他運用まで行っているのでお気軽にご相談ください！